個人情報の取り扱いについて

1.目的
派遣労働者のプライバシー保護、個人情報の秘密漏洩防止を図るとともに、
性別、年齢、家族関係、障害の有無など、 業務とは関連のない事項によって、
差別的取扱いを行わないよう、個人情報管理規定を定める。

2.個人情報の収集範囲
労働者の希望及び能力に応じた就業の機会の確保を図る目的の範囲内で収集する。
ただし、下記に例示した内容の個人情報については収集管理しない。
(1)人権、民族、社会的身分、容姿など差別的な評価につながる情報及び差別的評価
(2)家族構成及び家族の氏名・住所・職業
(3)本籍地及び自宅周辺の地図
(4)思想信条・趣味・購読新聞・支持政党・社会運動に関する情報・友人関係

3.個人情報の収集方法
個人情報を収集する場合は、健康診断結果を除き本人から直接収集することとする。

4.派遣先への個人情報提供の限定
(1)遣決定前に、派遣先に対して個人情報を提供することはしない。
(2)派遣決定後に派遣先に提供する個人情報は、労働者派遣法第35条の規定により派遣先に
通知する事項のほか、 当該派遣労働者の業務遂行能力に限られる範囲とする。

5.個人情報を取り扱う職員
(1)個人情報を取り扱う事業所内の職員の範囲は、派遣元責任者、職務代行者とする。
(2)個人情報取扱責任者は派遣元責任者【宮浦弘次】が担当する。
(3)個人データへの不正なアクセスを防止するために、一体の措置を講ずる。

6.個人情報取扱責任者の任務
(1)個人情報取扱責任者は、個人情報を目的に応じ必要な範囲において正確かつ最新のものに保つ。
(2)個人情報取扱責任者は、収集目的に照らして保管する必要がなくなったと判断する場合には、
当該労働者の同意をえて当該個人情報を破棄または削除する。
(3)個人情報取扱責任者は、派遣労働者の開示請求に対応し、本人情報の開示を行う。
(4)個人情報取扱責任者は、収集管理している情報の修正又は削除請求に対しては、
情報に誤りがあるかどうか確認し、これに対応する。
(5)個人情報取扱責任者は、登録を抹消する場合にはすべてのデータを抹消し、
履歴書等の書類をシュレッダーまたは返還する。

7.個人情報の開示
(1)派遣スタッフから、本人の個人情報に関して、開示の請求があった場合は、
その請求に基づき本人が有する資格や職業経験等客観的事実に基づく情報の開示を遅滞なく行う。
(2)前項の開示請求に基づく訂正または削除の請求があった場合は、当該請求の内容が客観的事実に
合致するときは、遅滞なく訂正または削除を行うこととする。

8.苦情処理
派遣スタッフの個人情報に関して、当該情報に係る本人からの苦情の申出があった場合については、
苦情処理担当者は 誠意を持って適切な処理をする。
なお、個人情報に係る苦情処理担当者は派遣元責任者【宮浦弘次】とする。

9.派遣元責任者の任務
(1)派遣元責任者は、個人情報を取り扱う職員に対し、個人情報の取り扱いに関する研修を年1回実施する。
(2)派遣元責任者は、少なくとも5年に1回は派遣元責任者講習会を受講するなど、
個人情報の保護に関する知識・情報の収集に努める。
(3)個人情報適正管理規程の内容を事業所内職員及び派遣労働者に周知するとともに、情報開示請求、
修正削除請求、その他苦情申出等を理由に派遣労働者が不利益に 扱われないように配慮する。
(4)派遣元責任者は、個人情報の開示または訂正に係る取扱いについて派遣労働者への周知に努める。

10.守秘義務
社員は業務上知り得た個人情報を、正当な理由なく他に漏らしてはならない。
なお会社を退職し、社員でなくなった後も同様とする。

個人情報の取り扱いについて